初対面の評価は声の大きさだった!
私は生保業界をマーケットとする
セミナー会社の顧問をしています。
会社の社長は税理士であり講師です。
その会社では
税理士の資格を持った
後継の講師を育てたいと
思っていました。
しかし、なかなかいい人材は
みつかりませんでした。
ところが、最近やっとメガネにかなう
Mさんという若き税理士が手を挙げて
くれたのです。
初めてMさんと会って
ときめきました。
期待に応えてくれる人材と
いう印象を思ったのです。
その理由は3つありました。
①声の明瞭さと大きさ
②よく笑うこと(笑顔)
③素直さ
では、
①の声の大きさが持つ素晴らしさと、
得をしたエピソードを
お話しすることに致しましょう。
~声が大きいということ~
これはとても重要です。
ある日、
現役トップ営業マンでもあり優秀な
セミナー講師でもあるSさん
Mさんを伴って出かけました。
これから講師としてデビューさせたい
と思っているとだけ伝えてありました。
生保営業のイロハ・考え方の基礎を
勉強して貰うためでした。
Sさんは講座の中で、
次々と質問を投げかけていました。
お答えになる受講生の
方々の声は一様に小さく
ほとんど聞き取れないので
しかし、何故か答える方に
マイクを向けません。
やがて、SさんはMさんに
近づき質問をしました。
その時、
場の空気が変わりました!
他の方々とMさんの声は
明らか違いました。
会場にいるほとんどの方に
聞こえるような
大きな声でハキハキと答
きっと、気を良くしたのでしょう。
Sさんは次々とMさんに
質問を投げかけました。
Mさんによって場の空気が
活性化したのが良くわかりました。
さて、後日Sさんから届いた
私へのメッセージの中に
次のような一文がありました。
「Mさん、将来性を感じる
素晴らしい方ですね!」
Sさんにこう言わしめたのは
声の大きさの印象が良かったのでは
と、私は思っています。
なぜなら、Mさんに関する
事前情報は全くなく
終了後に名刺交換しただけですから!
声の重要さ!
声を磨くことに自己投資を
する方は少ないです。
その重要性に気付いる方は
少ないように感じます。
■声で損をしている場面
■声で得をしている場面
それぞれの場面を
私はかなり意識して見て
きています。
声に焦点を当てて、
周囲の方を注意深く観察してみると
きっと大きな気付きが
あることと思います。
その気付きこそ
行動を後押しするエネルギーに
なることでしょう!
感動ヴォイス協会認定講師 笠間節子
【プロフィール】
幼稚園の先生として社会人スタートし、
11年間幼児教育に専念。
その後、
畑違いのリゾート倶楽部の
会員権営業に転身するも
即戦力として社のトップを極め、
後に大手国内生保に転職。
7年間新人教育に携わった後、
営業管理職に登用される。
マネージャーとして現場に多大な
貢献をした後、営業教育部に転籍となる。
しかし、この間、
様々な人間関係に苦しんだり、
理不尽な誹謗中傷や誤解を受ける中で、
心の危機を体験。
自分の感情や心をケアすることを
覚えた体験を踏まえて、
職員の心のケアにも努める。
知識&スキル研修や業績面のサポートの他、
多くの職員の心のサポートをしたとして
本社表彰を受ける。
現場で次世代営業職員の
育成・教育に 専念した後に退職。
その後、生保営業の研修会社の
顧問として招かれる。
ビジネスにも深く関わる一方、
笑顔・声・姿勢を3本柱とした
『瞬笑力講座』の講師を務める。
2016年、感動ヴォイス協会の
村松由美子代表と出会う。
その協会理念に感動し、
ーーーーーーーーーーーーーー
自分と他者をヴォイスで癒し
生きるエネルギーを与える
ーーーーーーーーーーーーーー
という感動ヴォイスナレーターの
キャッチコピーと定義に共鳴し、
感動ボイスナレーター&講師となる。